親戚、友人、知人などの結婚が決まって、披露宴に招待された場合も、招待されない場合も、お祝いの贈り方に悩む人は少なくないだろう。
どの程度のものにするかは、現金であれ、品物であれ、もちろん先方との関係の深さによって変わってくる。
結婚する本人と特別に親しい場合や、日ごろから世話になっている人やその身内の結婚などには、できるだけお祝いをしてあげたいと思うのが人情というものだろう。
お祝いは義理や体裁でするものではない。
自分の立場、相手との関係を考慮して、妥当と思われる程度の金品で祝福の気持ちを伝えるようにする。
■招待客の場合
挙式の一週間ぐらい前までに結婚祝いを贈りたい
現金の場合も、品物の場合も、挙式の一週間ぐらい前までには先方に届くようにするのが礼儀である。直接先方に持参するのが正式だが、やむを得ない場合には郵送してもよい。
その際には、お祝いの言葉をしたためた送り状を添えることを忘れないようにする。
送り状の文面は、まず結婚に対する祝いの言葉を書き、祝いの品を贈る旨を書
く。
さらに新生活の幸せを祈る言葉で結ぶ。
披露宴に招待されている場合は、楽しみにしている旨を書き添えてもよい。
持参するときには、当然先方の都合を聞いてからにする。
挙式間近は、準備で忙しいはずなので避けるようにしたい。
最近は披露宴の会場に祝儀を持参するケースが多くなっているが、一般の参列者ならともかく、主賓として招かれている場合は、やはり事前に届けるようにしたい。
特に、品物を会場に持参するのは相手の迷惑になる。
絶対に避けること。