これを基準にして、親しさの度合いなどによって、金額を上下させて品物を決定する。
祝い品には、のしと、紅白または金銀の水引を結び切りにかける。
品物を買った店に頼めば、たいていは用意したものをかけてくれるので、これに氏名を書く。
グループで贈るときは連名とするが、右側に目上の人の名がくるようにする。
表書きなども、基本的には現金の際の祝儀袋と同様にする。
相手の希望を聞いてから品物を決める
最近では、もらう側である新郎新婦が欲しい物のリストを作り、それを贈り主に渡す、という方法も増えているようである。
せっかくの贈り物を眠らせておかないためにも、合理的な方法といえるだろう。
先方に希望を聞きにくい場合は、相手の好み、個性、センス、生活様式などを間接的に確かめて、品物を選択する。
確かめられなかったら、ほかの人と重なってもムダにならないような、たとえばバスタオルやテーブルクロス、ベッドカバーなどの生活必需品で、少し高級な品を選ぶようにする。
この種のものは、なかなか自分では高級品までは手が回らないものだから、意外に喜ばれるものである。