受付、参列者の出迎えは、洋風の披露宴とかわりません。
席は、固定していませんが、新郎・新婦、媒酌人夫妻の席はいちおうきめておきます。
参列者は各自自由な場所に立ち司会者の開宴のことばを待ちます。
開宴に際しては、ただ、司会者が開宴のことばをのべるのではなく、音楽などをはさんだり、照明による効果を出したりして、趣向を凝らすとよいでしょう。
とくに音楽は、進行に区切りをつけるのに効果的ですから、コーラスとかバンドを用意しましょう。
司会者が開宴を宣したあと、媒酌人のあいさつと主賓の祝辞が行なわれます。
いくら気楽な雰囲気とはいえ、こういったあいさつは披露宴には必要なプログラムですから、洋風の披露宴と同様に進めてください。
このあと、ウェディング・ケーキにナイフを入れて祝宴が始まります。
そして乾杯です。
この祝宴に入るまでの、媒酌人のあいさつと主賓の祝辞の間は、新郎・新婦は、当初きめられた場所に立ちます。
乾杯のあと、お色直しをしますが、これもありきたりの着替えという形ではなく、趣向を凝らしたものにしたいものです。
お色直しが終わったら、新郎・新婦も自由に参会者の間に入ってかまいません。
熟年結婚