背景とか、周囲のインテリアとか、光線などの具合は、女性をより美しく見せるものです。
そのためにも、女性の席というものは、配慮されなければなりません。
以前は男性が必ず、上座を占めていたようですが、現在は、形式にとらわれることはありません。
そうした点については、仲人がよく心得ていて、女性の美しさが引き立つよう、席や配列を決めてくれるでしよう。
ただし、女性が美しく見える席へ、とそのことだけを考えていますとかえって、緊張してしまい見合いがつまらなくなってしまいます。
お互いリラックスできる配列で、さらに女性が美しく見えるように気を配りましよう。
その人を明かるくいきいき見せたり、暗く沈んだ感じに見せたりするのは、光と影のいたずらに
よる場合が多いので、光線には充分気をつけるようにしましよう。
その点、移動しながらの見合い、たとえば博物館、展覧会場、公園などの場合には、周囲の環境や光の加減によって、その人のさまざまな面がとらえられて効果的といえるかもしれません。
また、座ったままの場合は、本人同士が、真正面に向かい合うと、なんとなく照れくさいものです。
そうした場合は、対角線上になるよう、席を取った方がよいでしょう。
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