「人を見た目で判断するな」とは、よく耳にする言葉です。
見た目がよくなくても、中身がしっかりしている人や能力の高い人はたくさんいるでしょう。
見た目で人の本当の値打ちはわかりません。
だから見た目は重要でなく、気にする必要はないと言い切れるでしょうか。
売場の店員がヨレヨレの制服を着ている、お客様を待つ時や接客時に背中が丸まっているなど、だらしない身なりや姿勢だったらどうでしょう。
たいがいの人は買い物をする気をなくしてしまいます。
また上司が部下に指示を出す時、部下の姿勢がだらしない、態度や見た目に節度がないとしたら、上は仕事を任ぜる気になれないでしょう。
見た目の印象を決定する最大の要素は何でしょうか。
俳優、モデル、スチュワーデスなど一見して美しいと感じる人たちの共通点を捜せば、それはわかります。
それは姿勢、とりわけピンと伸びた背筋です。
背筋がまっすぐ天に向かって伸びている人は美しく、大きく、凛々しく見えます。
それだけで人によい印象を与えます。
これは男も女も一緒です。
背筋の姿勢が悪い人は、次のような損をします。
第一に、健康によくありません。