社長の「無自覚顔」

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笑顔は生まれつきではありません。

心の持ち方だけでもありません。

笑顔は顔の筋肉運動です。

口唇の両端、頬、こめかみの筋肉に上方に引く力があればいい笑顔ができます。

老人を見るとわかると思いますが、筋肉に力がなく口唇や頬が下方に下がったままの人は笑顔ができません。

こうした人は笑顔訓練で、弱っている筋肉を強くするため指で口唇の両端を引き上げ、手の平で頬をもんで引き上げることから始めなければなりません。

毎朝1分間この筋肉引き上げ運動を行います。

社長研修を3ヵ月続けるとはっきり効果が表れます。

なぜかお客様に好かれるようになり、上司や同僚から「明るくなった」「柔らかくなった」とほめられるようになります。

笑顔が定着した証拠です。

女性はもちろん、男性も鏡に向かって笑顔の練習をしましょう。

朝、昼、夕あるいはトイレに行くつど、鏡に向かってにっこり微笑みましょう。

自分の顔を意識していない時を、「無自覚顔」と言います。

自分の顔を鏡で見る自覚顔の時間は、1日のうちせいぜい5~10分でしょう。

しかし、人に見られている無自覚顔の時間は、その何十倍、何百倍になります。