ある社長研修は、日本でもっとも厳しい研修と言われています。
真の厳しさは初めの3日間の合宿研修が終わり、職場に帰ってから始まります。
研修生は仕事と研修を6ヵ月間両立させなくてはなりません。
自分がやると決めた行動目標「二十の誓い」を毎日実行します。
そしてもう1つ、A4レポート用紙に及ぶ通信教育レポートを作成しなければなりません。
これが日本一厳しい内容なのです。
このブログでは徹底して、読み、書き、計算を勉強します。
1日最低1時間以上、机に向かって勉強しなければこなせない質と量のレポートです。
1ヵ月の仕事の状況や研修の成果の報告書作成に始まり、テーマに添って1000字の論文にまとめる課題があり、時事用語を解説する課題もあります。
「職場でこんな問題が起きた場合、あなたはどうしますか」という事例考察の課題があります。
そしてさらに毎月3冊以上の読書をし、感想文を書いてもらいます。
ビジネス書だけではありません。
歴史書、文学書も入っています。
こうした勉強をするとどうなるのでしょうか。
投資コンサルタント会社に勤めるある研修生はこう言っています。
「漢字が書けない、ことわざを知らない、自分の言葉で文章が書けないなど自分の基礎学力のなさを思い知りました」