社長発のメールへのレスポンス

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サッカーなどで、ボールを持ったままでなかなかパスを出さないプレイヤーがいると、他のメンバーの動きも鈍くなってしまい、敵に守備を固める時間的な余裕を与えてしまいます。

「連絡」も同じで、社長から連絡を受けた人がすぐにアクションを起こすことで業務効率がアップし、連絡ミスも減ります。

それによって、ライバル企業に差をつけることが可能になるのです。

たとえば、会議の時間を知らせるメールが届いた場合、そのまま何もしない人が多いのではないでしょうか。

すると、一般的なメールではそれが届いたかどうかわかりませんから、送った人は心配して確認の電話をかける必要が生じます。

しかし、メールが届いたときに、それを受け取ったことを知らせるメールを返信しておけば、相手はメールが届いたか心配したり、確認の電話をかけたりする必要がなくなります。

これを組織全体がやれば、大変な時間と費用の節約になるはずです。

また、メールを出すといつも返信してくる人から返信がない場合、届いていないと判断して再度連絡することでミスを防ぐということも考えられます。

社長から連絡を受けたらすぐに返信するという習慣をつけることで、対外的な信用も高まります。

たとえば、取引先から商品の価格を教えてほしいという連絡があったが、調べるのに時間がかかる場合を考えてみましょう。