中小企業の社長は、どのようなときに頭を下げているのでしょうか。
「どうもありがとうございます」
普通なら商品を買ってくれたお客様に感謝の気持ちを込めて頭を下げます。
「一生懸命に働いてくれてありがとう」
「業績を上げてくれてありがとう」
このように社員に対して頭を下げることもあります。
「マケてくれてありがとう」
「早く届けてくれてありがとう」
仕入先の担当者や経営者に頭を下げることもあるかもしれません。
また、販売活動や新規顧客開拓で頭を下げたり、顧客の支払いに対して頭を下げることもあるでしょう。
これらすべては儲けのために頭を下げています。
儲けるためには、大いに頭を下げるべきでしょう。
ある社長は、頭を下げるのが大嫌いな性格です。
社内にいるときにはいつでもふんぞり返っています。
頭を低くして働くということがなく、得意先や新規顧客開拓に対しても頭を下げたがりません。
「頭を下げるなんて恥ずかしくてできるか」
しかしこれでは、小林社長は儲けるチャンスを自ら放棄していることになります。
営業活動や顧客開拓が大きな儲けを生むことがわかっていないのでしょう。
社長はどんな場面でも頭を下げなければなりません。
社長は顧客回りをして、頭を下げてまわるべきです。
大きな儲けは、社長の肩にかかっているといっても過言ではありません。
外回りをして顧客が何を欲しているのか、どんなサービスを望んでいるのか、自社の営業マンの評価はどうなのかをつかめば、より大きな儲けにつなげることができるはずです。