あなたの部下の名前を思い出して、名前をフルネームで書いてみて下さい。
漢字も間違わずに、正確に書けた人だけがあなたの部下です。
「下の名前、何だっけ?」と、思い出せない場合は、部下ではありません。
自分のフルネームが書けないような上司のことを、部下は上司とは認めないでしょう。
通常、苗字だけで「○○君」と呼んでいます。
1人の人間として認め、ちゃんとフルネームを把握することで、上司と部下のきずなが結ばれているのです。
お客様の名前なら、フルネームで覚えているはずです。
部下をお客様より下に置いてはいけません。
社長にとって部下は、最初の顧客です。
社長がまずしなければいけないことは、外のお客様を喜ばすことではなくて、部下を喜ばせることです。
社長の仕事は、部下の接待です。
部下の接待というと、何かこびているような気がしますが、そうではありません。
社長の仕事は、部下をハッピーな状況にすることです。
社長は、外を見る必要はほとんどありません。
部下は最前線で働き、ゲリラ戦を展開しています。
部下のモチベーションを上げるのが、社長の仕事です。
ところが、なかなかピンと来なくて、「そんなことはない、社長の仕事は直接お客様と一番大事なところで仕事をすることだ」と思い込む人が多いのですが、それは間違いです。