社長のするべき仕事は、2つあります。
対外側の仕事と対内側の仕事です。
外への仕事とは、ただ商品を売るのではなく、外のお客様に向かって元気を与えていくサービス業です。
お客様に元気を与えるのが仕事で、商品はその手段としてあるだけです。
それ以上に大事なのが、対内側の仕事です。
「部下に対してどれだけ元気を与えていくことができるか」が社長の一番大事な仕事になります。
最近の部下の特性として、3つ挙げられます。
①使命感が強く、地域のために貢献したいと考えます。
「花形職場でバリバリやりたい、やがてそれをキャリアにして転職したい」と考える人は、そう多いわけではありません。
意外に会社や上司に対する使命感が強い人が多いのです。
②いろいろなところへ行って、地域との交流を大切にします。
交流することによって、趣味が広がります。
③使命感が時に、まじめすぎる場合もあります。
いい意味でも悪い意味でも、まじめすぎるのです。
こうして挙げてみると、最近の部下は理想的なすばらしい人材です。
ニューハードワーカーは、「①使命感が強く、②趣味が広くて、③まじめである」という3つの特性を備えています。
使命感が決してないわけでもなく、いいかげんでもありません。
これを取り違えると、社長として、部下をいかにモラルアップしていくかという方向性を間違ってしまいます