会社は社長次第

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組織は、ライバルによってつぶされるわけではありません。

結果としてライバルに負けているように見えても、ライバルに負けてつぶれていく組織は、ほとんどありません。

お客様に負けていく組織もありません。

お客様が見向きもしなくなってつぶれていくこともありますが、ほかにもっと大きな原因があります。

お客様や競争相手以上に、無能な社長が、組織をつぶす最大の原因をつくっています。

ところが、組織を強くしていくのも、また社長です。

人間1人、社長1人の役割が、これからの変化の時代はますます大事になっていきます。

社長が、新しい次の社長をどんどんつくっていきます。

次の代の触媒になって、変化を恐れず、進んで変化をつくり出していくことを楽しめる人が社長です。

ひと言で言えば、社長は「変化させる人」です。

新しいことにチャレンジするのは、成功するか失敗するかは責任を持てませんから、勇気がいります。

しかし、新しいことをワクワクしながらやっていくことが大事です。

ビビっていると、部下に全部伝わって、マイナスの方向へ作用します。

うちの社長はワクワクしながら変化を楽しんでいるという空気をつくり出すことが大事です。

そうすることによって、社長がーのことを指令したら部下は10にも100にも変化を生み出していくことができます。

戦略的社長に一番求められているのは、楽しんで変化のきっかけをつくっていくことなのです。

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