社長のほめ方がやる気を引き出す

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悪い報告を持ってきた部下に渋い顔をして「とにかくありがとう」と言ったとしたら、相手は「とにかく」の方をホンネだと受け取る。

こんなことを続けているうちに、悪い報告は入らなくなるだろう。

真実の報告が欲しいのなら、耳に痛い報告であればあるほど「よくぞ報告してくれた。

ありがとう」と、感謝の気持ちを全身で表さないといけない。

感謝の気持ちをカタチで表そうたとえば表彰は感謝のカタチである。

遠慮しないで、職場内だけでの表彰状を作ったり表彰式をやればよい。

社長のポケットマネーで用意した副賞をつける、なども歓迎されるだろう。

形式にこだわる人は、表彰式などそんなに軽々しくするものではないとみなし、「自分の権威がなくなる」と言う。

職場では形式的な権威よりも、お互いに感謝しあう雰囲気が大切なのである。

また、若者にとって社長に感謝されるのもよいが、仲間に感謝されることも同じように若者の意気を上げることも忘れてはならない。

ある職場では「ダイヤモンドさん探し」といって、いわゆる"隠れた善行"を、職場の仲間の推薦により表彰しているところがある。

かたちは違うが、大きな仕事が一段落したところで、関係者全員で「打ち上げ」のようなものを大々的にやるのもよい。

そうした場を利用して、各人が果たした貢献について、一人ひとりに感謝の言葉を投げかけてやるのだ。

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