社長の中には自分の権威を守るために、自分の方から部下に声をかけることに抵抗を感じる人もいる。
自分から声をかけたことで失われるような権威など、今どき流行らないというのに。
声のかけ方としてはまず、あいさつから始める。
次に、自分の方から雑談の輪に入っていき、冗談を言うなどして、一人ひとりに声をかける。
特に仕事の状況などについて質問し、「聴いて」やる。
「最近どう?」などという一般的な聞き方ではなく、相手の担当業務について具体的に質問する。
アメリカ人は、仕事の成果について短期的な評価を求めると言われる。
仕事の能力によって労働力を売買するという考え方が、常識になっているからである。
日本では事情が違うと言われていたが、最近の若者は、次第にアメリカ風の考え方を持つようになってきた。
自分のしたことに対して、はっきりした反応をすぐに求める。
この点において、日本の社長は不慣れなのだ。
フォローや評価の基準をはっきりさせる仕事の進行中には、進行状況について部下に反応を示し
てやるが、それには事前にしっかのした評価基準がつくられていなければならない。
また、中間評価も大切だが、もっとも重要なのは最終評価である。
これもあらかじめ評価基準ができていないと、部下が納得できる評価はできない。
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