読書家の社長

情報収集、活用力の有無が会社の将来を左右する時間の経過とともに時代は確実に変化していく。

長年にわたっての経験が役立たなくなる。

そためには、次なる時代を予測できる能力が必要になる。

特に、経営者、役員に情報活用力がなければ変化対応力を失ってしまう。

地方紙のみを読んでいたのでは、経済的な変化を察知することはできない。

全国紙であっても一般論的な記事が多く、専門的な情報を入手することは無理だ。

日本経済新聞、日経産業、日経流通の三紙のうち最低でも二紙は読むことが必要だ。

それによって経済の流れ、業界の出来事は知ることができる。

そして、自社との対比ができるようになるのである。

経営者が情報の価値を知らずに、経済に関しては一般紙からの経済情報と、業界での耳から入る情報だけであるとしたら、変化を察知することは不可能だ。